スズメの巣箱2025年シーズン用の巣箱を、2024年10月28日に設置いたしました。2024年シーズンの問題点を改良し新たに製作した巣箱になります。
この時期(秋)に巣箱を設置する理由は、冬季間の寝ぐらの利用の可能性も兼ねて設置しています(2024年12月末現在、寝ぐらの利用はなし)。
2025年シーズンの巣箱は、昨年同様、スズメの本能をくすぐる、下穴タイプの巣箱で「家の軒裏(軒天)の壊れた隙間に営巣するスズメ」をイメージしています。 一定の範囲内に、シジュウカラの巣箱も設置予定なので、「シジュウカラ」と「スズメ」が共存できる巣箱(互いに特徴的な専用の巣箱を提供)の利用を考えて、この形式(下穴タイプ)を取り入れています。
- ① 巣穴
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親鳥の出入り口。昨年は中央部の設置でしたが、今年は隅に移動
- ② 仕切り板
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巣材による巣穴の閉塞を軽減・防止
- ➂ 非常用巣穴(出入口)
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ヒナが巣立つ時に、巣箱の底面にある巣穴(①)が巣材で閉塞し、出入口として認識できない場合、この巣穴(➂)からも巣立つことができるようにするための穴。現在は、外側から板で塞がれています。外側の板の開放をするかしないかは、ヒナの状況を見ながら慎重に判断
- ④ 足場(ステップ台)
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親鳥が巣箱の中に入るための足場